
[ロンドン 17日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は17日、新型コロナウイルス感染症ワクチン開発を巡る前向きな動きは英経済が直面するリスクの軽減につながるとしながらも、英中銀が景気見通しを上方修正する公算は小さいと述べた。
新型コロナウイルス感染症ワクチンを巡っては、米ファイザー (N:PFE)と米モデルナ (O:MRNA)が高い有効性が確認されたと相次いで発表した。
ラムスデン副総裁は「こうした進展がワクチンの実用化につながると仮定した場合、(経済の)耐久力が高まると同時に、長期的な影響を巡る一部リスクの軽減につながる」と指摘。ただ、英中銀は感染拡大による影響は次第に薄れていくとの見方を景気見通しにすでに織り込んでいるため、ワクチンを巡る新たな動きを受け、中銀が景気見通しを上方修正することはないと述べた。
この日の講演では英中銀がマイナス金利政策を導入する可能性については言及しなかったが、将来的な金融政策引き締めのハードルは高いと改めて強調。「経済成長と雇用の支援に向け、2%のインフレ目標を達成するために、あらゆる追加措置を実施する用意ができている」と述べた。
講演後の質疑応答では、約20%の確率で英国と欧州連合(EU)が期限までに通商協定で合意できないとの見方が金融市場で織り込まれつつあると指摘。市場が幾分荒れる恐れがあるとの見方を示した。
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