[16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、新型コロナウイルスワクチン接種の義務化への対応を巡り「命を救うための要請に反する、あらゆることを行っている」として、フロリダ州やテキサス州などの共和党知事らを厳しく非難した。
テキサス州のアボット知事やフロリダ州のデサントス知事など複数の共和党知事が、バイデン氏が先週発表した大企業へのワクチン接種義務化への反対を表明している。
ミシシッピ州のリーブス知事は今週初め、バイデン氏の方針を専制政治のようだと評した。
バイデン氏はこれに対し、政権が打ち出した政策は科学的根拠に基づいている、と反論した。
米国で少なくとも1回のワクチン接種を済ませた人は人口の63%にとどまり、先進国の中でも遅れを取っている。