[21日 ロイター] - 冬季五輪のスキージャンプ競技で金メダル2個獲得の実績を持つアンドレアス・ウェリンガー(26、ドイツ)が21日に新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、2月開幕の北京冬季五輪を欠場する可能性が浮上している。
ウェリンガーは2014年のソチ五輪で男子団体のメンバーとして優勝。18年の平昌五輪では男子個人ノーマルヒルを制した。今月初めにひざを痛めたが、21日から始まるワールドカップ(W杯)個人第16戦で復帰予定だった。
ウェリンガーはソーシャルメディアで「ひざは回復したが、不運なことにPCP検査で陽性だった」とコメント。「つまり、復帰する気満々だったが今週末はジャンプできないということ。だが、今のところ全てうまくいっているし、前に進まなければならない」と続けている。