[ロンドン 30日 ロイター] - 男子テニスで元世界ランキング9位のロベルト・バウティスタ(スペイン)が30日、新型コロナウイルスの陽性反応を示したため、出場中の四大大会第3戦ウィンブルドン選手権を棄権した。
第17シードのバウティスタは30日のシングルス2回戦でダニエル・ガラン(コロンビア)と対戦するはずだった。
ツイッターで「幸運なことに症状はそれほど重くない。しかし、(棄権は)最善の決断だと思う」と述べた。
今年のウィンブルドンは、世界ランキング1位でロシア出身のダニル・メドベージェフがウクライナ侵攻を背景にしたロシアとベラルーシ選手の出場禁止措置によって出場できず、同2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は足首手術で欠場。
ウィンブルドン準優勝経験者のマリン・チリッチ(クロアチア)、昨年大会で準優勝のマテオ・ベレッティーニ(イタリア)もコロナ陽性で棄権と、有力選手が多数不在となっている。