[15日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が15日発表した8月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は前月から6ポイント低下し、49となった。低下は8カ月連続で、コロナ禍を除き、2014年以来の低水準となった。
指数は50が改善と悪化の分岐点となる。
NAHBによると、建設費の拡大や住宅ローン金利の上昇がセンチメントを悪化させており、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めの影響が住宅市場にも及んでいることを示唆した。
一戸建て住宅の現在の販売指数は57と、7月の64から低下。向こう6カ月間の販売予測指数は前月の49から47に、潜在的な住宅購入者の見方を示す指数も37から32にそれぞれ低下した。