[4日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は4日、10月1日までの週時点で米国で拡散している新型コロナウイルスの約12.8%がオミクロン変異株の派生型「BA.4.6」と明らかにした。前週の11.9%から増加した。
このほか、「BA.4」と「BA.5」が占めた割合は、それぞれ81.3%と1.1%だった。
BA.4.6は過去数週間に緩やかに増加しており、最新のデータではアイオワ、カンザス、ミズーリ、ネブラスカの各州を含む地域で確認された感染の約22%を占めているという。
米国は、ファイザーとビオンテックおよびモデルナが開発した新たなオミクロン対応ワクチンの接種を開始。これはBA.4.6にも有効とみられている。
9月28日時点で最新型ワクチンの接種を完了している米国人は760万人で、初期接種を完了した12歳以上の人口2億1550万人のわずか3.5%にとどまっている。