[3日 ロイター] - ドイツ航空大手ルフトハンザが3日発表した2022年通期決算は、営業損益が12億3000万ユーロ(13億ドル)の黒字に転換した。
前年は23億ユーロの赤字だった。コストや燃料価格が上昇したものの、新型コロナウイルス流行で低迷していた航空旅行の需要が回復した。
ただ、営業利益は新型コロナ流行前の19年の水準を34%下回っている。売上高は327億7000万ユーロで、19年の水準を10%下回った。
22年は旅客数が前年比で2倍以上に増加。カーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は「ルフトハンザは復活した。たった1年で前例のない業績改善を成し遂げた。今年の航空旅行の需要は高水準を維持している」と述べた。