■決算動向
(2)商品別動向
ヒマラヤ (T:7514)の2016年8月期第3四半期累計の商品別売上動向について見ると、主力の一般スポーツ用品は前年同期比2.8%減となった。
健康志向の高まりを背景にシューズ等のランニング関連用品は1桁台後半の伸びと好調を持続したものの、衣料・雑貨関連が暖冬の影響もあって低調に推移したほか、サッカーや野球などチームスポーツ用品が低調に推移し、テニス用品も春商戦が前年比で低調に推移するなど全体的に販売が低迷したことが減収要因となった。
四半期ベースで見ても、第3四半期は前年同期比5.4%減となり、4四半期連続でマイナス成長となっている。
ゴルフ用品は前年同期比3.5%増となった。
ゴルフクラブの価格競争が継続しているものの、大手有名ブランドの新製品投入効果や、暖冬に伴うプレーシーズンの長期化がプラス要因となった。
ただ、第3四半期だけで見ると前年同期比で2.4%減収とマイナスに転じている。
また、スキー・スノーボード用品は記録的な暖冬による雪不足により前年同期比20.4%減と低調に推移した。
アウトドア用品に関しては、冬場に苦戦したものの、秋・春のレジャーシーズンが好天に恵まれたことや、タウンユースでのニーズが堅調に推移したことから、前年同期比で21.8%増となり、第3四半期だけで見ても同27.5%増と好調を持続している。
なお、EC販売についてはまだ売上構成比で1桁台とまだ低いものの、キャンプ用品やバックパック、シューズなどを中心に順調に拡大している。
(3)出店状況
2016年8月期第3四半期における出店状況は、ヒマラヤで新規に2店舗出店し、グループ合計では前期末比5店舗増の156店舗となった。
また、売場面積では前期末比3.2%増の277,854m2へと拡大している。
なお、第4四半期については現段階で出退店の計画はない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
(2)商品別動向
ヒマラヤ (T:7514)の2016年8月期第3四半期累計の商品別売上動向について見ると、主力の一般スポーツ用品は前年同期比2.8%減となった。
健康志向の高まりを背景にシューズ等のランニング関連用品は1桁台後半の伸びと好調を持続したものの、衣料・雑貨関連が暖冬の影響もあって低調に推移したほか、サッカーや野球などチームスポーツ用品が低調に推移し、テニス用品も春商戦が前年比で低調に推移するなど全体的に販売が低迷したことが減収要因となった。
四半期ベースで見ても、第3四半期は前年同期比5.4%減となり、4四半期連続でマイナス成長となっている。
ゴルフ用品は前年同期比3.5%増となった。
ゴルフクラブの価格競争が継続しているものの、大手有名ブランドの新製品投入効果や、暖冬に伴うプレーシーズンの長期化がプラス要因となった。
ただ、第3四半期だけで見ると前年同期比で2.4%減収とマイナスに転じている。
また、スキー・スノーボード用品は記録的な暖冬による雪不足により前年同期比20.4%減と低調に推移した。
アウトドア用品に関しては、冬場に苦戦したものの、秋・春のレジャーシーズンが好天に恵まれたことや、タウンユースでのニーズが堅調に推移したことから、前年同期比で21.8%増となり、第3四半期だけで見ても同27.5%増と好調を持続している。
なお、EC販売についてはまだ売上構成比で1桁台とまだ低いものの、キャンプ用品やバックパック、シューズなどを中心に順調に拡大している。
(3)出店状況
2016年8月期第3四半期における出店状況は、ヒマラヤで新規に2店舗出店し、グループ合計では前期末比5店舗増の156店舗となった。
また、売場面積では前期末比3.2%増の277,854m2へと拡大している。
なお、第4四半期については現段階で出退店の計画はない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)