火曜日のアジア仮想通貨市場では人気のある通貨中心に穏やかに上昇している。
ビットコインはBitifinex取引所で16時に約1%程度上昇して6,660ドル、 イーサリアムは2.1%上昇して231ドルになっている。
Polineiex取引所では XRPが0.06%増の0.48704、Bitifinex取引所では ライトコインは2.62%増の58.975ドル。
香港の投資会社サマーキャピタルはサポートしているスイスの「SEBA Crypto AG」が仮想通貨の投資銀行になる可能性があると地元の新聞South China Morning Post(SCMP)にコメントしている。
SEBAは先月1億ドルを調達した。なおサマーキャピタルはSEBAへの投資額を明らかにしていない。
SEBAは、来年第2四半期にスイス当局からのライセンス承認を受ける予定で実現すれば、SEBAはアジアのブロックチェーン企業にサービスを提供することが可能となる。
サマーキャピタルのスポークスマン、ジャック・チュン氏は「デジタル資産取引やブロックチェーンのプロジェクトが活発に行われているアジア地域に進出するSEBAの計画を支援できると確信している」と述べた。
SEBAは、多くのブロックチェーンを重視する企業が現在のサービスに満足していないと考えて、トランザクションバンキングを提供することに重点を置く予定。
SEBAのCEOであるGuido Buhler氏は「ブロックチェーンのスタートアップは従来の銀行システムにアクセスできないためにビジネスを成長させるのが難しかった。 企業が仮想通貨で給与を支払うことができるように環境を構築しています」とSCMPにコメントした。
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混乱の続くラテンアメリカの国ベネズエラでは、11月5日から販売開始予定のペトロ(El Petro)というデジタルトークンのプロジェクトを開始した。
ペトロは天然資源を担保とした仮想通貨。ペトロの内容は2月に発表されていた。
ベネズエラでは新しいパスポートの発行費用はペトロで支払うことが求められる。
新しいパスポートは2ペトロスで約115ドルに相当し、ベネズエラの毎月の最低賃金の4倍になる。