中東の金融サービス大手UAEエクスチェンジとリップル社が、ブロックチェーン基盤のクロスボーダー送金サービスをアジア向けに2019年の第1四半期までに立ち上げる計画であることが明らかになった。ロイター通信が13日に報じた。新興国への国際送金額が今年過去最高を更新する中、より速くて安い送金を目指してリップルやIIN、SWIFTの競争が激化している。
UEAエクスチェンジのPromoth Manghat(プロモース・マングハット)CEOは、ロイター通信のインタビューに答え、「一つか二つのアジアの銀行と提携して」、来年にリップル社とともにクロスボーダーの送金サービスを立ち上げると話した。昨年、国際送金市場は6130億ドルに膨れ上がり、アジアは主要な送金先の一つだった。