水曜日の仮想通貨価格は前日に引き続き大きな伸びを見せている。ビットコインは今週10%も上昇し4000ドルに迫ろうかという勢いだ。
ビットコインは5.8%上昇し3,817.9ドル、イーサリアムは8.8%の伸びを見せて104.39ドルを記録している。
XRPは9.3%の上昇で0.37223ドル、ライトコインは5.7%の上昇で30.777ドル。
フィンテックニュースサイトであるHacked.comによると仮想通貨価格は今年の最安値から少し回復し、今週初めと比較してみると時価総額は1兆円ほど上昇した。日次取引高もまた15%上昇し1兆3000億円まで戻している。
大手仮想通貨ニュースサイトCoinDeskのデータによると今週月曜日、ビットコインは11%前後の価格上昇を見せた。これは11月最終週以降では最大の一日の上昇率となる。
他のニュースでは仮想通貨決済事業の会社であるBitpayのCEOであるStephen Pair氏がCNBCのインタビューに応じ、事が広範なエリアの仮想通貨の採用はまだ数年先の事だと見通しを語っている。
「前に10年と言いましたが、今では3-5年程度の時間が必要だと考えています。その時には誰もがお店でブロックチェーン支払いを受け入れるようになる事を期待しています」
ペアはこれまで、実世界のユースケースではなく、推測や期待が仮想通貨を推進していると述べていた。
ブルームバーグは5月、米国司法省がトレーダーらがBitcoinや他のデジタル通貨の価格を操作しているかどうか調査したと報告した。
報告書には、この問題に精通した4人の意見を引用して、スプーフィング(IPアドレス偽装)を含む不正行為や他のトレーダーを牽制するような偽りの注文(見せ板)を行っているかどうかが調査の焦点であるとしている。