主要仮想通貨価格は上昇、下落様々であった。
日本時間午後2時31分時点での、ビットコインは前日比0.31%高の3885.5ドル、イーサリアムは0.64%高の133.26ドル、ライトコインは0.87%高の56.401ドル、XRPは0.81%安の0.31165ドルとなった。
米証券取引委員会(SEC)のジェイ・クレイトン委員長は、ビットコインETFに関してFOXビジネスの取材に答えた。
同氏は「私が現在懸念していることは、取引が操作されないかどうか、きちんとしたルールの下で信頼できる取引所で取引が行われるのか、カストディ(資産管理)に対して安心できるのかどうかだ」と発言した。
しかし、同氏はビットコインETFの審査については発言しなかった。SECはもう間もなく、ヴァネックとソリッドXが申請したビットコインETFの審査を開始するだろう。
一方で、香港に拠点を構える仮想通貨交換所のゲートコインは、運営の早急停止を求める裁判所命令を受け取った。同社は前の決済サービスプロバイダー(PSP)との問題で損失資金の回収に失敗し、財政的に取引所業務を継続できなくなった。
香港の同社の銀行口座は凍結されたため、2018年9月に紙幣の発行を行ったと14日に報じられた。
「顧客の決済が行えるその他のPSPに移転することで、我々の損失を軽減しようとしたが、当PSPが我々の資金の大部分を保有しているため状況は改善されていない」と同社は発表した。
ゲートコインは債権者の資産を返還することを保証している。同社は2016年5月に大規模なハッキング被害によって、保有している全仮想通貨資産の約15%に当たる200万ドル相当の仮想通貨を損失した。