ビットコインは3週続伸となり、4000ドルを突破した。その他主要仮想通貨も上昇している。
日本時間18日午後0時5分時点でビットコインは0.81%高で4019.6ドル、イーサリアムは1.43%高の140.86ドル、XRPは0.29%高の0.3178ドル、ライトコインは1.53%高の61.687ドルとなっている。
現在の仮想通貨の時価総額は1409億ドルとなっている。
週末はステーブルコインが脚光を浴びていた。米証券取引委員会(SEC)の仮想通貨シニアアドバイザーであるバレリー・シュシェパニャク氏は、ステーブルコインは「証券法の問題点を提起する」と述べた。ステーブルコインは仮想通貨のボラティリティを最小限にするために作られている。
誰かが価格を一定の水準にコントロールしたり、利益を保証していると買い手が約束されているのならば、仮想通貨は証券としてみなされると同氏は述べた。
ステーブルコインは、ボラティリティを最小化するために、米ドルなどの安全資産と市場価格がペグされており、価格が安定している。例としては、米ドルとペグされている、テザーやTrueUSDなどが挙げられる。
「私はある種の価格調整メカニズムによって価格をコントロールするステーブルコインを見てきた。連動する他の仮想通貨の発行、作成、償還もしくは需給の関係を通して調整している」と同氏は15日に述べた。
一方、アジアでは中国の保険大手である平安保険がイーサリアムベースの分散型人工知能スタートアップであるSingularityNET(シンギュラリティネット)と提携することが報じられた。
両社は光学文字認識やコンピュータービジョン、モデルトレーニングに取り組む。平安保険は世界で最も価値のある保険企業であると言われており、この報道は注目を集めた。