主要仮想通貨はまちまちな値動きである。ビットコインは上昇しているが、その他の主要な仮想通貨は下落している。
日本時間午後2時8分時点で、ビットコインは0.21%高の3987.9となっている。ビットコインは4000ドル付近で方向感に欠けた値動きをしている。
一方、イーサリアムは0.3%安の136.32ドル、XRPは0.73%安の0.30639ドル、ライトコインは0.52%安の59.998ドルとなっている。
米商品先物委員会(CFTC)が仮想通貨関連の認可を見直しているとの報道にトレーダーは注目している。そのうちの1つとして、機関投資家向けトレードプラットフォームであるバックトに対して、CFTCは承認に向けて積極的に動いているという。
ダン・バーコヴィッツ委員は、バックトの申請状況について、プロジェクトに関する直接的な回答を避けつつ、「これまで応募してきたすべての申請者」と緊密に連携し、彼らのプロダクトをマーケットへ投入できるよう、共に熱心に取り組んでいると述べた。
「しかし他のプロダクトと同様、仮想通貨プロダクトがすべての基準を満たしていることを確認しなければならない」と同氏はつけ加えた。
インターコンチネンタル取引所(ICE (NYSE:ICE))が手掛けるバックトはマーケットから非常に期待されている。ICEは12月中旬のローンチを考えていたが、その後1月へ延期していた。バックトは現物受け渡しのビットコイン/米ドル先物を提供する。
ビットコイン先物の取り扱いについての合意が得られていないので、規制当局の認可は難航している。
他方、スイス連邦議会はブロックチェーンの発展に向けた連邦法の協議を始めた。この動きはブロックチェーンの承認における法的安定性を向上させ、規制の枠組みの基礎を築くことが狙いだ。
議会は破産時に暗号資産を隔離することを提案した。このことは債務回収及び破産に関する連邦法の改正案に反映されている。
また、議会は既存の法律を暗号資産の規制へ適応させることを認めた。