7日の仮想通貨は上昇基調である。ビットコインは6000ドルをテストしており、 イーサリアムも約10%高となっている。
ビットコインは一時5981.8ドルとなり、5ヶ月ぶりの高値となった。日本時間午後5時44分時点でのビットコインは前日比4.60%高で5931.3ドルである。
他の主要通貨ではイーサリアムは9.81%高の177.32ドル、XRPは2.24%高の0.30416ドル、ライトコインは5.73%高の76.624ドルである。
仮想通貨の時価総額は、前日の1800億ドルから1890億ドルとなっている。
ブルームバーグは6日に、米金融大手のフィデリティ(Fidelity)が数週間以内に機関投資家向けのビットコイン取引サービスを開始すると報じた。フィデリティの子会社であるフィデリティ・デジタル・アセット(Fidelity Digital Assets)が同サービスを手がける。
フィデリティ・デジタル・アセットは2018年10月に設立し、3月にカストディサービスをローンチしている。
フィデリティの広報担当Arlene Robertsはブルームバーグに次のように述べている。
「今後数週間から数ヶ月に渡って、クライアントのニーズ等に沿って、我々のサービスを展開していく予定である。現在、我々のサービスはビットコインに焦点を置いている」
また、ウォーレン・バフェット氏はバークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRKa)の年次総会に先立ち、ビットコインをただ存在するだけの貝殻のようだと揶揄した。
バフェット氏は「ビットコインはギャンブルの道具であり、関連する詐欺が多々ある。... ビットコインは何も生み出してはいない」と記者団に対して仮想通貨への独自の考えを示している。