米カリフォルニア州公認会計士協会(CalCPA)は、「米国一般会計原則(GAAP)」を策定する財務会計基準審議会(FASB)に対して、仮想通貨の保有に関する明確化を求めた。CalCPAは仮想通貨の機能やリスクが外貨と似ていることから「会計モデルを外貨と類似のものにすべき」と指摘した。コインテレグラフが入手した書簡により明らかになった。
FASBは、米国内で企業会計を行う際に一般的に認められた会計基準「米国一般会計原則(GAAP)」を作成・改正するために設立された、公益責任をになう民間非営利団体。証券市場におけるあらゆる活動を管理・規制する米証券取引委員会(SEC)が、米国内の株式会社のための会計基準策定組織としてFASBを選定している。