オルタナ右翼系SNSメディア「Gab」は、クラウドファンディングによるシリーズAラウンドにおいて、1000万ドル(約11億円)を調達することを決定した。オープンソースソフトウェア(OSS)の独自SNSサーバーを開発し、誰でもこれを立ち上げて運営できる分散SNSとして公開するほか、仮想通貨ビットコイン(BTC)、BTCのライトニングネットワークを決済システムとして採用するという。
2016年設立のGabは、ツイッターやフェイスブックなどのSNSにおいて、ヘイトスピーチ行為などにより利用を禁止されたユーザーを迎え入れたことで、「過激派」のための「エコーチェンバー(残響室)」として知られている。