ビットコイン価格とその他主要仮想通貨は29日のアジア時間に上昇した。しかし、特に上昇を説明するような報道は見られていない。
午後1時15分時点で、ビットコインは2.5%高の9,761.8ドルで取引された。イーサリアムは2.3%高の211.99ドルで、XRPは0.6%高の0.31208、ライトコインは2.2%高の90.538ドルで取引された。
価格を左右するドライバーにはなり得ない報道ではあるが、中国の仮想通貨起業家ジャスティン・サン氏は、ウォーレン・バフェット氏とのチャリティランチを延期したことを微博において謝罪し、大きく報じられた。
同氏は、自身の行動が未熟で、イベントが「過剰に」取り上げられる中、社会に悪い見本を示してしまったとコメントしている。また、「想定していなかった結果が数多く発生してしまった」と述べている。
同氏は6月に、仮想通貨に懐疑的であるウォーレン・バフェット氏とのチャリティーランチの機会を457万ドルで競り落としたと発表していた。
それ以降、彼の会社は圧力をかけられ、中国を出国するビザの許可が下りなかったとの報道がなされている。彼の会社及び仮想通貨である「トロン(Tron)」は調査を受けていたと報道された。
同氏は以前、仮想通貨による便益と根底となるテクノロジーやブロックチェーンについて、バフェット氏に「教えたい」と述べていた。