仮想通貨取引プラットフォームを展開する英国のeToro(イートロ)のデータによると、米中貿易戦争の長期化による経済的混乱に対応できる安全資産として、ビットコイン(BTC)を購入する個人投資家が一段と増えているという。英メディア「ロンドン・エコノミック」が8月29日に報じた。
記事によると、eToroのデータは、米中貿易戦争における緊張の高まりを示すニュースと、BTC取引と金(ゴールド)取引におけるポジション数の増加が(eToroでは)相関関係にあると示しているという。従来金は、マクロ経済上の不安に対応できる安全資産と考えられており、eToroのデータは、多くの個人投資家がBTCを安全資産と認識し始めている可能性を示唆していると説明した。