著者 Fxcoin
Review昨日のBTC相場は小動きも上値の重い展開。一昨日に引き続き、96万円超の水準では跳ね返され、上値も下値もトライできず、非常に狭いレンジでの取引が続いた。朝方には米CMEのBTCオプション取引の開始日を発表、日中はBinanceが取引サービスに世界中の全法定通貨に対応する計画や、中国人民銀行が「デジタル人民元はまだリサーチとテストを行っている段階である」との公式声明を発表したりと、仮想通貨関連の材料が続いたものの、市場の反応はなかった。昨日の注目ポイントであった米消費者物価指数はコアCPIは前年同月比2.3%上昇となり、特段サプライズなし。パウエルFRB議長の議会証言では「経済が軌道を維持する限り、現行政策は適切」と述べる一方、「基本的な見通しは良好だが、留意すべきリスクは残る」と述べたが、金融緩和期待前進とはならず、それに対するBTC市場の反応は限定的だった。
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