米証券取引委員会(SEC)のヘスター・ピアース委員は、仮想通貨(暗号資産)デリバティブ取引所ビットメックスに対する最近の米政府当局による措置について、仮想通貨企業の目を覚まさせるものになる可能性があると考えている。ピアース氏は、仮想通貨・ブロックチェーン分野への友好的な姿勢から、仮想通貨業界からは「クリプトママ」との愛称でも呼ばれている。
10月13日に公開された「Unchained Podcast」のインタビューで、ピアース氏はホストのローラ・シン氏に、米司法省と商品先物取引委員会(CFTC)がビットメックスを起訴したことにより、仮想通貨業界に対して米国のマネーロンダリング対策(AML)規制(AML)と本人確認(KYC)の規制を知らしめることになったと述べている。