米メディアCoinDeskが、今後主流になるであろうNFTのユースケース15選を公開した。現状、アートやゲームが主な活用例となっているものの、その他にも有望な領域は数多く存在する。
CoinDeskが選定したNFTのユースケースは以下の通りだ。
- ゲーム
- ファッション・ウェアラブル
- DeFi
- イベントとチケット管理
- コミュニティプラットフォーム
- メタバース
- バーチャルランド
- デジタルアイデンティティ
- ソーシャルメディアと影響力
- 音楽
- ヘルスケア
- 広告
- ファンタジースポーツ
- NFT用の検索
- あらゆるもののデジタル化
ゲーム NFT活用のゲームとして最注目のAxie Infinityは、評価額30億ドルを突破している。NFTゲームは今後さらに拡大するであろう市場といわれているが、その理由はゲームが他の領域と比べて開発スパンが長く、世に出るまでに一定の時間を要するためだ。
ファッション・ウェアラブル Dolce&GabbanaなどのハイブランドがNFT市場に参入しているように、この動きは今後も続くことが予想される。バーチャル空間で自分のアバターを着飾る流れも加速しており、リアルのファッションだけでなく、ウェアラブル領域でもNFT活用が進むという。
DeFi NFTを担保にしたDeFiサービスが続々と誕生している。現在ローンチされているのは、NFTを担保にステーブルコインを発行できるサービスや、NFTを担保に資金を借りられるサービスだ。
NFT担保DeFiの課題は、NFTの激しいボラティリティであり、担保資産の価値が急落した場合に予期せぬ清算が発生してしまう点である。
コミュニティ、ソーシャルメディア NFTは、高額取引に注目が集まっているものの、コミュニティに参加するための権利として活用することも可能だ。例えば、特定のNFTを有している人物のみがアクセスできるバーチャルコミュニティが誕生している。
最近は、NFTに特化したソーシャルメディアが開発されていたり、TwitterもNFTを統合するなどの動きを見せている。
NFT用の検索 NFT市場が急拡大するにつれ、おびただしい数のNFTが発行されるようになった。NFTマーケットプレイスOpenSeaには多くのNFTが出品されているため、その中から特定のNFTを見つけることは困難だと言える。
Googleがインターネット上の情報を整理したように、NFTの情報を整理するサービスが必要になるかもしれない。
【参照記事】15 NFT Use Cases That Could Go Mainstream
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