トロン(Tron/TRX)の創設者であるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は2021年12月17日に「ジャスティン・サン氏がカリブ海にある島国グレナダの世界貿易機構(WTO)常駐代表に任命されたこと」と「TRONネットワークが分散化の面で重要な節目に達したこと」を発表しました。ジャスティン・サン氏はこれまでTRONのプロジェクト全体を率いる重要人物として活躍していましたが、これを機に現在の地位を離れることになるとのことで、今後のTRONネットワークはコミュニティ主導の27のスーパーノードによって運営されていくことになると報告されています。
こちらから読む:MicroStrategy、保有ビットコインの運用を検討「暗号資産」関連ニュース
「自身の大使就任・TRONネットワークの分散化」を報告 トロン(Tron/TRX)の創設者であるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は2021年12月17日のツイートで「ジャスティン・サン氏がカリブ海にある島国グレナダの世界貿易機構(WTO)常駐代表に任命されたこと」と「TRONネットワークが分散化の面で重要な節目に達したこと」を発表しました。
Justin Sun(ジャスティン・サン)氏はTRONのプロジェクト全体のリーダーとして活躍する重要人物として知られていましたが、今回の大使就任を機に今後はTRONプロジェクトの第一線を退くことになるとのことで、今後はコミュニティメンバーの一員としてTRONの発展を推進していくことになると報告されています。
ジャスティン・サン氏によると、TRONネットワークを支えていた「トロン財団(TRON Foundation)」は2021年7月25日に解散することを決定したとのことで、TRONブロックチェーンでブロック生成の役割を担う「スーパー代表(Super Representative/SR)」として重要な役割を果たしていた「justinsuntron」「BitTorrent」「μTorrent」もスーパー代表から脱退したと報告されています。
現在のTRONネットワークはコミュニティが運営する「27のスーパー代表」によって運営されているとのことで、これによってTRONは自律分散型組織(DAO)として機能するようになり、”真の分散化”に向けた重要な局面に乗り出したと説明されています。ジャスティン・サン氏は17日に投稿した一連のツイートの中で以下のようにコメントしています。
(1/6)Dear #TRONICS, developers, and all my friends:I am thrilled to share with everyone about the significant milestone of the #TRON protocol and my appointment as the Ambassador.
The #TRON blockchain protocol is now essentially decentralized. pic.twitter.com/g9xh9WW0iE
— H.E. Justin Sun