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14日上場の大栄環境は初値1710円の後1850円(公開価格の37%高)まで上げる

発行済 2022-12-14 11:05
更新済 2022-12-14 11:35
© Reuters.  14日上場の大栄環境は初値1710円の後1850円(公開価格の37%高)まで上げる

■東証プライムに直接上場、廃棄物処理・資源循環関連事業を展開

 12月14日、東証プライム市場に新規上場となった大栄環境<9336>(東証プライム)は、買い気配で始まり、取引開始から53分後の午前9時53分に1710円(公開価格1350円の26.7%高)で初値をつけ、その後1850円(同37%高)まで上げて売買されている。

 設立は1979年10月。コア事業である廃棄物処理・資源循環において、産業廃棄物及び一般廃棄物の収集運搬、中間処理・再資源化及び最終処分に至るまでのワンストップサービスを提供している。土壌浄化や施設建設・運営管理など、環境創造に係るバリューチェーンを幅広く展開している。資源循環のあり方を変革していきたいと考えている。

 国内有数の処理能力を有するメタン発酵施設(処理能力:320t/日)及び堆肥化施設(処理能力:92t/日)を伊賀リサイクルセンターで運営する。また、廃木材や食品残渣などのバイオマス資源と様々な廃棄物を混焼する三木バイオマスファクトリー(処理能力の計画値:440t/日)を三木リサイクルセンターに建設中で、2023年6月の稼働開始を目指す。

 業績見通し(2023年3月期・連結、会社発表)は、売上高を673.37億円(前期比3.6%増)、営業利益を128.82億円(同0.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は84.45億円(同4.8%減)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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