*10:51JST ハウテレビジョン---1Qは増収、営業利益は計画通りの赤字幅で着地
ハウテレビジョン (TYO:7064)は7日、2024年1月期第1四半期(23年2月-4月)決算を発表した。
売上高が前年同期比5.9%増の2.86億円、営業損失が0.50億円(前年同期は0.24億円の利益)、経常損失が0.50億円(同0.24億円の利益)、四半期純損失が0.19億円(同0.43億円の利益)となった。
同社の2024年1月期第1四半期が営業損失であることは、2023年3月6日公表の決算説明資料で予め示されていた。
同社のキャリアプラットフォーム事業は、新卒サービスと中途サービスに大別される。
新卒サービスについては、同社の運営する外資就活ドットコムの会員は年初より新大学3年生及び修士1年生(2025年卒)に切り替わっている。
これに関して、売上高の計上は顧客企業のサービス利用時点となるため、卒年の切替えの端境期に該当する第1四半期(2月-4月)は顧客のサービス利用が進まず、売上高が構造的に立ちにくい季節性を有しており、売上高は前年同期比5.9%増にとどまった。
一方で、四半期報告書で開示されている契約負債(前受金)は、1.53億円(22年4月)から1.82億円(23年4月)へと前年同期比18.9%増加しており、顧客からの受注は好調に推移している模様だ。
中途サービスについては、2024年1月期において同社は、エージェント登録数及びマッチング数の増加を通じた「成功報酬売上」の増加に注力する方針を公表し、当四半期より決算説明資料で開示する中途サービスに関する経営指標(KPI)を「エージェント数」に切り替えている。
成功報酬売上については、会員の入社日基準で売上計上されるため、同社の転職プラットフォーム「Liiga」上で会員と転職エージェントが「マッチング」してから、転職先に入社し成功報酬が売上に計上されるまで、約3~6ヶ月ほどのタイムラグが発生する。
従って、エージェント数の増加施策の効果が、売上高に反映されるのは下半期となる見込みとしている。
費用については、当第1四半期において、従業員の採用活動や販売促進活動、広告宣伝等の事業成長に必要な投資活動に注力したことから、一時的な費用が先行して発生した。
なお、前期より精緻なコストコントロールを継続しており、通期計画比での費用進捗は20%に留まった。
同社のキャリアプラットフォーム事業においては、「累積取引社数」及び「累積会員数」を重要な経営指標として定義している。
当第1四半期末におけるキャリアプラットフォーム事業の累積取引社数は、817社(前期末から21社増)となった。
また、累積会員数は、488,425人(前期末から19,464人増)となった。
2024年1月期通期の業績予想については、売上高が前期比36.1%増の21.00億円、営業利益が同13.5%増の4.50億円、経常利益が同12.5%増の4.45億円、当期純利益が同1.0%増の2.86億円とする期初計画を据え置いている。
売上高が前年同期比5.9%増の2.86億円、営業損失が0.50億円(前年同期は0.24億円の利益)、経常損失が0.50億円(同0.24億円の利益)、四半期純損失が0.19億円(同0.43億円の利益)となった。
同社の2024年1月期第1四半期が営業損失であることは、2023年3月6日公表の決算説明資料で予め示されていた。
同社のキャリアプラットフォーム事業は、新卒サービスと中途サービスに大別される。
新卒サービスについては、同社の運営する外資就活ドットコムの会員は年初より新大学3年生及び修士1年生(2025年卒)に切り替わっている。
これに関して、売上高の計上は顧客企業のサービス利用時点となるため、卒年の切替えの端境期に該当する第1四半期(2月-4月)は顧客のサービス利用が進まず、売上高が構造的に立ちにくい季節性を有しており、売上高は前年同期比5.9%増にとどまった。
一方で、四半期報告書で開示されている契約負債(前受金)は、1.53億円(22年4月)から1.82億円(23年4月)へと前年同期比18.9%増加しており、顧客からの受注は好調に推移している模様だ。
中途サービスについては、2024年1月期において同社は、エージェント登録数及びマッチング数の増加を通じた「成功報酬売上」の増加に注力する方針を公表し、当四半期より決算説明資料で開示する中途サービスに関する経営指標(KPI)を「エージェント数」に切り替えている。
成功報酬売上については、会員の入社日基準で売上計上されるため、同社の転職プラットフォーム「Liiga」上で会員と転職エージェントが「マッチング」してから、転職先に入社し成功報酬が売上に計上されるまで、約3~6ヶ月ほどのタイムラグが発生する。
従って、エージェント数の増加施策の効果が、売上高に反映されるのは下半期となる見込みとしている。
費用については、当第1四半期において、従業員の採用活動や販売促進活動、広告宣伝等の事業成長に必要な投資活動に注力したことから、一時的な費用が先行して発生した。
なお、前期より精緻なコストコントロールを継続しており、通期計画比での費用進捗は20%に留まった。
同社のキャリアプラットフォーム事業においては、「累積取引社数」及び「累積会員数」を重要な経営指標として定義している。
当第1四半期末におけるキャリアプラットフォーム事業の累積取引社数は、817社(前期末から21社増)となった。
また、累積会員数は、488,425人(前期末から19,464人増)となった。
2024年1月期通期の業績予想については、売上高が前期比36.1%増の21.00億円、営業利益が同13.5%増の4.50億円、経常利益が同12.5%増の4.45億円、当期純利益が同1.0%増の2.86億円とする期初計画を据え置いている。