*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):富士通、カプコン、武田薬など
富士通 (TYO:6702):18620円(+1860円)
大幅反発。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は464億円で前年同期比38.4%減となり、コンセンサス水準は30億円程度上振れている。
通期予想は従来の3400億円から3200億円、前期比4.7%減に下方修正、デバイスソリューションが下振れとなるもよう。
ただ、業績下振れは想定線、市場予想は3000億円程度の水準であったため、想定以上の底堅さと受けとめられている。
低迷してきた株価はあく抜け感が優勢となる形へ。
カプコン (TYO:9697):4799円(-484円)
大幅続落。
前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は98億円で前年同期比0.5%減となり、125億円程度の市場コンセンサスを大きく下振れている。
ゲームソフト仕掛品に対する評価減の計上が下振れの主因とみられる。
パチスロ機の販売価格などもやや想定を下振れたようだ。
通期予想は560億円、前期比10.2%増を据え置いているが、第2四半期決算を受けて、大幅な上振れ期待は後退する形に。
武田薬 (TYO:4502):4071円(-276円)
大幅続落。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業損益は493億円の赤字に転じており、通期営業利益予想は従来の3490億円から2250億円に下方修正している。
開発中である肛門の病気の治療薬「アロフィセル」と肺がん治療薬「エクスキビティ」がいずれも臨床試験で想定した結果が得られず、減損損失を計上したことが要因となっている。
また、こうした一過性費用を除いたベースでも、利益率の低下傾向などが意識されているようだ。
弁護士コム (TYO:6027):4150円(+210円)
大幅に続伸。
自社の契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」が総合行政ネットワーク(LGWAN)環境下で、契約書等のファイルダウンロード機能の提供を開始したと発表している。
クラウドサインは地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の「LGWAN外部電子契約サービス」登録制度が求める安全基準を満たすことで、電子署名を棄損せずにファイルをダウンロードできる機能の提供が可能になったという。
セルシード (TYO:7776):313円(+11円)
大幅に続伸。
31日から福岡市で開催される日本生化学会大会併設展示会で、温度応答性培養器材「UpCell」の新製品としてマクロファージなどの免疫細胞を大量に回収するためのUpCellフラスコを中心に製品を展示すると発表している。
UpCellは独自のナノ表面設計により温度応答性ポリマーを器材表面に固定化しており、細胞に損傷を与える酵素を用いることなくシート状に回収できるという。
イビデン (TYO:4062):6777円(-426円)
大幅続落。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は159億円で前年同期比31.8%減となったが、110億円程度の市場予想は大きく上振れ。
一方、通期予想は従来の520億円から490億円、前期比32.3%減に下方修正している。
市場コンセンサスは560億円水準であり、想定外の下方修正と受けとめられている。
サーバー向けやPC向けの回復が緩慢な中で、競争激化も強まる状況とみられる。
キヤノン (TYO:7751):3506円(-130円)
大幅続落。
前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は826億円で前年同期比1.5%増となり、1000億円程度の市場予想を下回っている。
前四半期比では減益に転じる形に。
為替前提を円安方向に修正したものの、売上予想を下方修正しており、通期営業利益予想の4000億円、前期比13.2%増は据え置き。
とりわけ、LBPの台数見通し下方修正などをネガティブに捉える動きが先行。
今回は自社株買いや増配の発表もなかった。
アマナ (TYO:2402):227円 ウ -
ストップ安売り気配。
第三者割当で新株計3300万株を発行するとともに、株式併合に伴う株式買い取りで非公開化(スクイーズアウト)すると発表している。
330万株を1株に併合し、割当予定先以外の少数株主には併合前に1株当たり22円(前日終値307円)を交付する。
上場廃止日は24年1月下旬、株式併合効力発生日は同月31日の予定。
第三者割当増資による調達資金約5.62億円は借入金の弁済や運転資金に充てる。
大幅反発。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は464億円で前年同期比38.4%減となり、コンセンサス水準は30億円程度上振れている。
通期予想は従来の3400億円から3200億円、前期比4.7%減に下方修正、デバイスソリューションが下振れとなるもよう。
ただ、業績下振れは想定線、市場予想は3000億円程度の水準であったため、想定以上の底堅さと受けとめられている。
低迷してきた株価はあく抜け感が優勢となる形へ。
カプコン (TYO:9697):4799円(-484円)
大幅続落。
前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は98億円で前年同期比0.5%減となり、125億円程度の市場コンセンサスを大きく下振れている。
ゲームソフト仕掛品に対する評価減の計上が下振れの主因とみられる。
パチスロ機の販売価格などもやや想定を下振れたようだ。
通期予想は560億円、前期比10.2%増を据え置いているが、第2四半期決算を受けて、大幅な上振れ期待は後退する形に。
武田薬 (TYO:4502):4071円(-276円)
大幅続落。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業損益は493億円の赤字に転じており、通期営業利益予想は従来の3490億円から2250億円に下方修正している。
開発中である肛門の病気の治療薬「アロフィセル」と肺がん治療薬「エクスキビティ」がいずれも臨床試験で想定した結果が得られず、減損損失を計上したことが要因となっている。
また、こうした一過性費用を除いたベースでも、利益率の低下傾向などが意識されているようだ。
弁護士コム (TYO:6027):4150円(+210円)
大幅に続伸。
自社の契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」が総合行政ネットワーク(LGWAN)環境下で、契約書等のファイルダウンロード機能の提供を開始したと発表している。
クラウドサインは地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の「LGWAN外部電子契約サービス」登録制度が求める安全基準を満たすことで、電子署名を棄損せずにファイルをダウンロードできる機能の提供が可能になったという。
セルシード (TYO:7776):313円(+11円)
大幅に続伸。
31日から福岡市で開催される日本生化学会大会併設展示会で、温度応答性培養器材「UpCell」の新製品としてマクロファージなどの免疫細胞を大量に回収するためのUpCellフラスコを中心に製品を展示すると発表している。
UpCellは独自のナノ表面設計により温度応答性ポリマーを器材表面に固定化しており、細胞に損傷を与える酵素を用いることなくシート状に回収できるという。
イビデン (TYO:4062):6777円(-426円)
大幅続落。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は159億円で前年同期比31.8%減となったが、110億円程度の市場予想は大きく上振れ。
一方、通期予想は従来の520億円から490億円、前期比32.3%減に下方修正している。
市場コンセンサスは560億円水準であり、想定外の下方修正と受けとめられている。
サーバー向けやPC向けの回復が緩慢な中で、競争激化も強まる状況とみられる。
キヤノン (TYO:7751):3506円(-130円)
大幅続落。
前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は826億円で前年同期比1.5%増となり、1000億円程度の市場予想を下回っている。
前四半期比では減益に転じる形に。
為替前提を円安方向に修正したものの、売上予想を下方修正しており、通期営業利益予想の4000億円、前期比13.2%増は据え置き。
とりわけ、LBPの台数見通し下方修正などをネガティブに捉える動きが先行。
今回は自社株買いや増配の発表もなかった。
アマナ (TYO:2402):227円 ウ -
ストップ安売り気配。
第三者割当で新株計3300万株を発行するとともに、株式併合に伴う株式買い取りで非公開化(スクイーズアウト)すると発表している。
330万株を1株に併合し、割当予定先以外の少数株主には併合前に1株当たり22円(前日終値307円)を交付する。
上場廃止日は24年1月下旬、株式併合効力発生日は同月31日の予定。
第三者割当増資による調達資金約5.62億円は借入金の弁済や運転資金に充てる。