[トロント 17日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は17日、賭博絡みの違反を犯したとして、ラプターズのジョンテイ・ポーター選手を永久追放処分とした。
NBAの調査によると、ポーターはラプターズの少なくとも1試合において、自身のパフォーマンスに関する賭けの結果が操作できるようプレーを制限。3月20日の試合では体調不良を訴え、出場時間は3分にとどまっていた。
ポーターはこの試合の前に自身の健康状態という機密情報を、NBAに賭けをしていることを承知の上である知人に明かしていた。その後、さらに別の知人がポーターの不振を見込んで8万ドル(約1230万円)を賭け、110万ドルを手にしていた。ただし、異常な賭けと検知されたことで払い戻しは凍結されているという。
ポーター自身も今年1月から3月にかけてラプターズやその傘下チームに帯同していた際に、知人のアカウントを使ってNBAの少なくとも13試合を対象に、総額で5万4094ドルを投じて賭博を行っていたという。