[メルボルン 2日 ロイター] - 2日のアジア時間序盤の取引で原油先物価格は上昇している。米原油在庫が予想外に減少したことを受けて、利上げによる景気減速懸念にもかかわらず、需要が持ちこたえているとの観測が高まった。
0014GMT(日本時間午前9時14分)時点で北海ブレント先物は0.17ドル(0.1%)高の1バレル=94.82ドル。米WTI先物は0.26ドル(0.3%)高の同88.63 ドル。
市場筋によると、米石油協会(API)の週間在庫統計では、10月28日までの週に在庫が約650万バレル減少した。ロイターがアナリスト8人を対象に実施した調査では、平均で40万バレルの増加が見込まれていた。
ガソリン在庫は260万バレル減少し、減少幅はアナリスト予想の140万バレルを上回った。