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日経平均は4日ぶり反発、先週末の米国市場の流れを引き継いで買いが先行

発行済 2018-01-15 09:50
更新済 2018-01-15 10:00
日経平均は4日ぶり反発、先週末の米国市場の流れを引き継いで買いが先行
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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23827.98;+174.16TOPIX;1888.63;+12.39

[寄り付き概況]

 日経平均は4日ぶりに反発し、3ケタの上昇でスタートした。
先週末12日の米国市場でNYダウは228ドル高となり、主要株価指数が連日で最高値を更新した。
大手行の決算で税制改革による企業業績の押し上げ効果が再認識され、終日堅調推移となった。
シカゴ日経225先物清算値は23820円となり、本日の東京市場でもこうした流れを引き継いで買いが先行している。
ただ、為替は1ドル=111円近辺と引き続き円高推移しており、輸出株を中心に上値の重しとなる可能性がある。
また、本日は米国市場が休場で海外勢のフローが限られることから、買い一巡後はこう着感が強まりやすいとみられている。


 売買代金上位では、傘下の携帯事業会社の上場方針が報じられたソフトバンクG (T:9984)
が大幅反発し、指数の押し上げ役となっている。
三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株や、ファナック (T:6954)、安川電 (T:6506)といった産業用ロボットの関連銘柄も上げ目立つ。
その他、任天堂 (T:7974)、日本郵政 (T:6178)、トヨタ自 (T:7203)などが堅調。
一方、先週末に決算を受けて急伸したファーストリテ (T:9983)や、JT (T:2914)、楽天 (T:4755)などがさえない。
神戸鋼 (T:5406)は2%前後の下げ。


 セクターでは、証券、鉱業、銀行業が上昇率上位。
反面、水産・農林業や鉄鋼が下落率上位となっている。

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