ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

ファナックは短期筋のショートカバーを意識か

発行済 2015-07-28 12:03
更新済 2015-07-28 12:33
ファナックは短期筋のショートカバーを意識か
6954
-
 日経平均は大幅に続落。
191.47円安の20158.63円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えた。
中国・上海市場の動向に振らされる相場展開となった。
前日の上海株安を受けた世界株安の流れから、幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は20200円を割り込んで始まった。
その後はこう着感の強い相場展開となるなか、上海が4%超の下落で始まると、日経平均は一時20070.62円まで下げ幅を拡大させている。
前引けにかけては上海の下げ渋りから、日経平均も下げ幅を縮める展開だった。
 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の7割を占めている。
規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2ケタの下落だが、小型株指数が比較的底堅い。
セクターでは水産農林、電力ガスが上昇。
一方で、海運、銀行、輸送用機器、化学、不動産、ゴム、証券、電気機器、卸売、鉱業などが冴えない。
 大阪225先物は上海の開始直後に20060円まで下押す局面がみられたが、その後は20240円辺りまで下げ幅を縮めてきている。
上海が下げ幅を縮めたことで買い戻しが入っているようである。
後場は日銀のETF買入れへの期待があるものの、引き続き上海の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。
 また、決算を控えているファナック (TOKYO:6954)の動向が注目される。
前引け段階では直近の安値を下回り、3月半ば以来の23000円を割り込んでいる。
信用倍率は8倍台と取組み妙味はないが、短期的にはショートポジションが積み上がっていると考えられる。
上海が切り返すようだと、短期筋のショートカバーを誘う流れにつながる局面も意識しておきたいところだろう。
(村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます