25日の日経平均は5営業日ぶりに反落。
96.63円安の20771.40円(出来高概算20億8000万株)で取引を終えた。
ギリシャが提出した改革案を債権団の一部が拒否したことが明らかとなり、同国金融支援を巡る交渉に不透明感が強まったことを受けて、利益確定の売りが先行した。
ただし、日経平均は2万円割れから4営業日で950円超の上昇をみせていたこともあり、過熱警戒感が意識されやすいなか、想定内の一服といったところであろう。
結局は20800円を挟んでのこう着が続くなか、終値は寄り付き水準であるため、上げ一服ながらも底堅さが意識されている。
セクターでは海運が小幅ながらも上昇率トップとなっており、相対的に出遅れているセクターや銘柄への物色意欲は強い。
明日はギリシャ協議の行方を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく、本日同様、こう着感の強い相場展開になりそうである。
ただし、今回の急伸局面では積極的な買いというよりも、足元調整を想定していた向きの買戻しが中心とみられている。
急伸局面でポジションが大きく買いに傾いているとは考えづらく、押し目待ちの需給状況だろう。
96.63円安の20771.40円(出来高概算20億8000万株)で取引を終えた。
ギリシャが提出した改革案を債権団の一部が拒否したことが明らかとなり、同国金融支援を巡る交渉に不透明感が強まったことを受けて、利益確定の売りが先行した。
ただし、日経平均は2万円割れから4営業日で950円超の上昇をみせていたこともあり、過熱警戒感が意識されやすいなか、想定内の一服といったところであろう。
結局は20800円を挟んでのこう着が続くなか、終値は寄り付き水準であるため、上げ一服ながらも底堅さが意識されている。
セクターでは海運が小幅ながらも上昇率トップとなっており、相対的に出遅れているセクターや銘柄への物色意欲は強い。
明日はギリシャ協議の行方を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく、本日同様、こう着感の強い相場展開になりそうである。
ただし、今回の急伸局面では積極的な買いというよりも、足元調整を想定していた向きの買戻しが中心とみられている。
急伸局面でポジションが大きく買いに傾いているとは考えづらく、押し目待ちの需給状況だろう。