外為市場では米国の1-3月期国内総生産(GDP)確定値が予想以上に上方修正されたものの個人消費やインフレが予想を下回ったためドルは伸び悩んだ。
ドル・円は102円42銭から102円31銭へ弱含み、ユーロ・ドルは1.1064ドルから1.1080ドルへ強含んだ。
米商務省が発表した1-3月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+1.1%と、改定値+0.8%から上方修正され、市場予想の+1.0%を下回った。
一方、1−3月期の個人消費確定値は前期比年率+1.5%と、上方修正予想に反して改定値+1.9%から下方修正され2014年1−3月期以降2年ぶりの低い伸びにとどまった。
コアPCE確定値も前期比+2.0%と、予想外に改定値+2.1%から下方修正された。
【経済指標】 ・米・1-3月期GDP確定値:前期比年率+1.1%(予想:+1.0%、改定値:+0.8%) ・米・1-3月期個人消費確定値:前期比年率+1.5%(予想:+2.0%、改定値:+1.9%)