ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

日銀会合控えこう着感の強い相場展開に

発行済 2016-07-25 08:45
更新済 2016-07-25 09:00
日銀会合控えこう着感の強い相場展開に
7974
-
 25日の日本株市場はこう着感の強い展開になりそうだ。
22日の米国市場は通信大手のAT&Tの決算が好感されたが、ドイツ・ミュンヘンで起きた銃撃事件を受けて地政学リスクへの警戒が重石になりそうだ。
また、ポケモノミクス相場の中核である任天堂 (T:7974)はADR(米国預託証券)で12%超の下落となっている。
さすがに買い疲れ感が出ているほか、日本上陸によって材料出尽くし感も意識されやすいところ。


 しかし、菅官房長官が記者会見で注意喚起し、普段誰もいない公園に数百人が集まるなど、社会現象をみせている。
ダウンロード数などの人気度合いが注目されるほか、関連する企業の裾野も広がる可能性があり、ポケモノミクス相場に対する市場の関心が一気に冷めることは無さそうである。


 また、28、29日の日銀金融政策決定会合において追加緩和期待が大きい。
市場では切り札が限られるなか、政府の経済対策の効果などを見極めたうえで判断するとの見方が大勢である。
とはいえ、やはり緩和期待が高まりやすく市場はこれを見極めたいとする模様眺めムードに。
それまでは出来高が膨らみづらく、先物主導による仕掛け的な売買の影響を受けやすくなる。


 さらに本格化する決算を見極めたいとするムードも強いであろう。
主要企業の決算が相次ぐほか、800社を超える企業の決算が予定されており、こう着感の強い相場展開が続こう。
ただし、先週のヘリコプターマネーについての否定的な発言に対しても、為替市場では1ドル105円台での底堅さがみられていた。


 決定会合での現状維持で仕掛けられても、105円台であれば輸出関連への業績懸念に対する過度な警戒は再燃することはないとみられる。
反対に減益決算等が織り込まれているなか、決算がアク抜けにつながる展開が意識されやすい。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます