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セイコー、ヤーマン、ツルハHDなど

発行済 2016-09-14 16:34
更新済 2016-09-14 17:00
セイコー、ヤーマン、ツルハHDなど
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(T:7581) サイゼリヤ 2290 +85大幅続伸。
みずほ証券では投資判断を「買い」、目標株価3100円で新規にカバレッジを開始している。
トップライン成長に必要な新店舗の展開余地、新店舗展開や業態拡大が可能な潤沢な資金力、デフレ傾向にある外食業界における価格競争力などは、同業他社と比較して優位性があるとの評価。
株価下落のきっかけとなった海外事業利益の停滞も、来期は再び増益基調に戻るとみている。


(T:8795) T&DHD 1246 +82反発。
同社のほか、第一生命、SONYFHなど生保株の強い動きが目立っている。
日銀の「総括的な検証」に関する報道が伝わっているが、マイナス金利政策の副作用に目配りし、超長期国債の購入を抑えることを議論などとされている。
超長期の金利を引き上げることで、とりわけ、生保の運用環境改善につながるとの期待感が先行しているようだ。


(T:8050) セイコー 316 -20急落。
前日に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は80億円の従来予想から28億円に、通期では120億円から50億円にそれぞれ下方修正。
円高の影響やウオッチムーブメントの市況悪化、インバウンド需要の変調などが背景に。
通期の市場予想は下振れを見込んでいたものの、90億円弱の水準であったため、想定以上の下方修正と捉えられる。
なお、配当利回り水準は下支えに。


(T:6630) ヤーマン 3235 +315急伸で上昇率3位。
前日に発表した第1四半期決算を好感している。
営業利益は11億円で前年同期比2.2倍、通期計画18.9億円に対する進捗率は58%に達している。
通販・店舗・直販の各販売チャネルともに売上が好調だったほか、円高メリットも享受。
通期業績の上振れが想定される格好となり、収益拡大ピッチが一段と加速するとの期待感が高まる方向に。


(T:3391) ツルハHD 10250 -750大幅反落。
前日に第1四半期の決算を発表している。
営業利益は97.2億円で前年同期比13%増と2ケタ増益になったものの、通期計画の増益率は18%増益であり、市場予想もやや下回ったとみられている。
ポイント引当金の上振れなどコスト増要因になったようだ。
前日は決算発表前に上昇しており、期待感の反動もあるようだ。


メガバンク総じて売り先行のスタートに。
日銀が異次元緩和の総括的な検証で、今後の金融緩和の軸にマイナス金利政策の深堀りを据える方針と伝わっている。
マイナス金利政策は金融機関の反発もあって総括検証を機に撤廃を予想する声もあったため、ネガティブなインパクトにつながる格好へ。
ただ、ADRでは4%程度の株価下落となっていただけに、想定よりも下げは小幅にとどまっている印象がある。


(T:4272) 日本化薬 1065 -66下げ目立つ。
野村證券では、業績予想、並びに目標株価を引き下げている。
今期営業利益は会社計画180億円を下回る175億円と予想。
市場予想は会社計画をやや上回る水準である。
TFT液晶を搭載した自動車の増加によって、同社が得意とする染料系偏光フィルムよりもヨウ素系偏光フィルムの需要が増えてきているようだ。
子会社新製品の貢献も今期は限定的のもよう。


(T:4516) 日本新薬 5110 +210大幅続伸。
SMBC日興証券では投資評価「1」を継続、目標株価を5000円から5800円に引き上げている。
アクテリオン社に海外導出している肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬の米国販売が順調な立ち上がりを示していることを評価。
また、骨髄異形成症候群治療薬ビダーザや、前立腺肥大症治療薬ザルティアのなど国内販売が堅調に推移していることから、今期以降の収益予想を増額修正。

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