ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

クロスマーケ Research Memo(5):2017年12月期の営業利益予想はやや未達、累計経常利益は達成見込み

発行済 2017-04-05 16:03
更新済 2017-04-05 16:33
クロスマーケ Research Memo(5):2017年12月期の営業利益予想はやや未達、累計経常利益は達成見込み
■中期経営計画

1. 中期経営計画の位置付け
クロス・マーケティンググループ {{|0:}}の2015年12月期−2017年12月期を対象期間とする中期経営計画は、事業領域と事業エリアの積極的な拡大、アジアNo.1へ向けた土台作りを加速と位置付けている。
既存事業では着実な成長と収益基盤の確立を、人材戦略では大量採用から既存社員の育成・底上げへ、新規事業においては事業育成と領域拡大を推進、海外展開ではアジア全域におけるネットワーク確立を掲げている。


2. 事業別の戦略
(1) リサーチ事業
a) 国内
1)主力収益事業として、着実な成長と収益基盤の確立
2)ネットリサーチをコアビジネスに、最新の技術・トレンドを取り入れたサービス開発の強化
3)クライアントの課題に対して総合的な提案・プランニングを実施し、より付加価値の高いサービス提供を推進

b) 海外
1)アジアエリアを中心としたマーケティングリサーチ市場の成長に合わせて各国へのネットワーク確立
2) M&Aによりグループ化したMarkelytics及びKadence等との連携強化による事業展開を加速

(2) ITソリューション事業
1)既存ビジネスの着実な成長のための開発体制の強化
2)新サービス等におけるシステム開発協力により、グループ内での事業連携の強化

(3) その他の事業
1) 2013年12月期より事業を開始したWeb解析ツール「USER DIVE」の海外展開拡大
2)新サービス提供や周辺領域への進出を推進

3. 進捗状況
中期経営計画の初年度である2015年12月期は、計画の売上高14,733百万円、経常利益900百万円に対して、実績が売上高14,859百万円、経常利益1,185百万円と超過達成した。
2年目である2016年12月期においては、売上高計画16,287百万円に対し実績が15,969百万円、経常利益計画1,200百万円に対して実績が1,267百万円の着地で、売上高はやや未達ではあったが、経常利益は2年連続計画を上回った。
2017年12月期の会社業績予想は売上高17,350百万円、経常利益1,382百万円で、計画の売上高17,985百万円、経常利益1,500百万円にはやや届かない見通し。
ただし、増益増収基調は変わらない。
なお、同社は、中期経営計画策定時の方針・施策は継続、アジアNo.1へ向けて事業推進を加速という3ヶ年の位置付けに変更はないとしている。


(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます