イスラエルの情報セキュリティー会社、ケラグループは日本の地方銀行やインターネット銀行など7行の偽サイトを発見し、警察庁に通報したと報じられている。
ケラグループが発見したのは本物そっくりに作られたスマホ向けサイトであり、偽サイトを立ち上げるためのソフトが闇市場で2200円程度で売買されているようだ。
そのため、今後被害が拡大する可能性を指摘している。
なお、ケラグループはイスラエル軍の8200部隊と呼ばれる、サイバー部隊の出身者が2009年に創業した。
イスラエルのサイバーセキュリティ企業が持つ有望な技術に日本企業の関心が集まるなか、フィスコ (T:3807)およびネクスグループ (T:6634)などと提携するテリロジー (T:3356)は2016年11月、ケラグループが提供するダークネットモニタリングサービス「KELAスレットインテリジェンスサービス」の日本国内での提供を開始している。