こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
7/2付の「DailyOutlook」では、7月の相場について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『梅雨が明け、7月の相場は本日2日からスタート。
月初のマーケットが2日月曜日から始まる月は荒れることを意味する相場格言があるものの、今週は引き続き通商問題が立ちはだかり、日本株は方向感に乏しい展開が予想される』と伝えています。
続けて、今週末には米中双方による制裁関税の発動予定日を迎えることを挙げ、『実際に発動されれば更なる制裁関税が議論される可能性もあり、終着点は見出せない。
国内企業に目を向ければ、米国が検討する自動車関税について、米国トヨタが27日(現地時間)に課税された場合の具体的なコスト増を公表した。
一方で、トヨタの株価は28、29日ともに上昇。
これは一例に過ぎないものの、通商問題は売り材料ではなく、あくまで手控え材料となりつつある可能性があろう』と分析しています。
さらに、『今週は日銀短観、米国ではISMの景況指数が発表される。
事前予想(Bloomberg)では前回値をやや下回るものも散見されるが、投資家が通商問題などで一喜一憂するほどには、実体経済に影響は出ていない印象である』とまとめています。
最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは7/2付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜