12日午前の東京市場でドル・円は反落。
前日のNYダウの上昇を好感した円売りが先行後、東京市場の明日からの3連休を控え利益確定売りが下押しした。
ドル・円は108円半ばで寄り付いた後、NYダウの強気相場を背景に円売りが先行。
また、欧米株式先物の堅調推移でドル買いも観測された。
その後、ドルは一時108円60銭台に浮揚したが、明日からの3連休を前に調整の売りが強まり値を下げた。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持し、目先も日本株高期待は続く。
ただ、足元で主要通貨は対ドルで小幅上昇し、ドル・円はやや値を下げる展開。
一方で、米10年債利回りは持ち直しており、目先のドルの大幅安は想定しにくい。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円31銭から108円61銭、ユーロ・円は122円05銭から122円20銭、ユーロ・ドルは1.1249ドルから1.1267ドルで推移した。