S&P500先物 2902.25(-22.50) (17:50現在)ナスダック100先物 7617.75(-73.00) (17:50現在) 17時50分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。
NYダウ先物は210ドル安ほどで推移している。
欧州株式市場は全面安。
時間外取引のNY原油先物は前日比0.70ドルほどの下落で推移。
こうした流れを受け、3日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。
米中が9月1日に報復関税をお互いに発動し、中国は米国をWTOに提訴しており、今月の米中協議再開に不透明感が漂う。
また、英国では早期解散・総選挙の可能性が急浮上、独一部州選挙で極右政党の躍進。
そのほか、中国が「香港の抗議活動が制御不能になるなら傍観しない」と表明しており、世界的にリスク回避ムードが広がる。
NY原油先物は、米中摩擦激化やユーロ安による割高感に圧迫される展開が見込まれる。
本日発表となる米国の経済指標は、8月製造業PMI改定値、8月ISM製造業景況指数、7月建設支出。
なかでもISM製造業景況指数は前回一段と落ち込んだレベルで横ばいが予想され、株式市場にはネガティブな材料となる可能性がある。