[ニューデリー 11日 ロイター] - インド政府が発表した9月の同国鉱工業生産指数は前年同月比4.3%低下し、リフィニティブの統計では2013年2月の4.4%以来最大の落ち込みとなった。ロイター調査によるアナリスト予想は2%低下だった。
弱い指標が1つ増えた形で、景気鈍化が根深く、利下げだけでは成長回復につながらない可能性が示唆された。
L&Tファイナンス・ホールディングスのチーフエコノミスト、Rupa Rege Nitsure氏は、「9月の鉱工業生産指数が4.3%低下した事態は深刻だ。投資と消費需要がともに崩壊した状況で、大幅な景気鈍化を示している」と述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191112T004416+0000