[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツ欧州経済センター(ZEW)が12日発表した11月の独ZEW景気期待指数はマイナス2.1と、前月のマイナス22.8から改善した。市場予想のマイナス13も上回った。
現況指数はマイナス24.7と、前月のマイナス25.3から小幅改善。市場予想はマイナス22だった。
ZEWのワムバッハ所長は「国際的な経済政策環境が短期的に改善するという期待の広がりを裏付ける内容」と指摘。米国が欧州連合(EU)から輸入する自動車に対し報復関税を発動する確率の低下に加え、米中通商合意達成や英国の秩序立ったEU離脱の可能性の高まりに言及した。