[オタワ 19日 ロイター] - カナダ統計局が19日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.4%上昇と、伸び率は12月の2.2%上昇から加速した。ガソリン価格の上昇が寄与した。
ロイターがまとめたアナリスト予想は2.3%上昇だった。ガソリン価格を除けば2.0%上昇だった。
ガソリン価格は11.2%上昇。米イラン間の緊張を背景に世界的な供給を巡る懸念が高まり、月初に原油価格が上昇した。
生鮮食品の価格は5.0%上昇。トマトの価格が10.8%上昇した。米国やメキシコの生産地域での悪天候が要因。
中銀が景気の伸び悩みを判断する際に最も重視する共通値は1.8%上昇。アナリスト予想は2.0%上昇だった。
一方、中央値は2.2%上昇。上下に外れた値を省くトリム値は2.1%上昇した。12月のトリム値は2.1%から2.0%に下方改定された。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200219T172518+0000