[パリ 28日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が28日に発表した昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)確報値は前期比0.1%減で、速報値から変わらなかった。交通機関のストの影響で経済活動が停滞した。
INSEEによると、第4・四半期は家計の可処分所得が0.7%増加したが、消費支出の伸びは鈍化した。
同時に発表した今年1月の消費支出は前月比1.1%減少した。ロイターがまとめたエコノミスト予想の平均は0.1%増だった。
INSEEは、消費が落ち込んだ理由として、環境への負荷が高い自動車に対する政府の価格引き上げ策が1月に発効したことから、新車販売が急減速したと説明。
その結果、1月の消費支出は輸送財が前月比7.1%減少した。同部門は12月には2.4%増加していた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200228T154601+0000