[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した1月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比1.8%増の1兆3692億ドルとなった。民間と公共部門の双方が伸びたことで過去最高を記録した。市場予想の0.6%増を上回り、伸びは約2年ぶりの大きさとなった。
昨年12月の建設支出は0.2%増と、当初発表の0.2%減から上方修正された。1月は前年比で6.8%増となる。
1月は民間部門が1.5%増となり、2018年2月以来の高水準を付けた。前月は0.1%増だった。住宅建設は2.1%増、工場や鉱業設備などを含む非住宅建設は0.8%増。前月はそれぞれ1.5%増、1.5%減だった。
公共部門は2.6%増。前月は0.6%増加していた。州・地方政府は2.0%増。連邦政府は9.9%増加し、12年5月以来の高水準となった。前月は州・地方政府が0.5%、連邦政府が1.5%、それぞれ増加していた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200302T162607+0000