[東京 16日 ロイター] - 日本の財務省幹部は16日朝、朝方の円高進行について、FRB(米連邦準備理事会)の緊急利下げに伴う「米金利の低下を受けたもの」との見方を示した。財務省幹部は記者団に対し、米株先物が急落していることもあり、「マーケット動向を引き続き注視する」と述べた。
13日には日銀が国債買い入れオペを実施。16日(日本時間)には6中銀によるドル資金の供給の拡充が発表された。市場機能が低下しているのではないかとの質問に財務省幹部は「市場機能が低下しているということはないのではないか」との見解を示した。