[ワシントン 15日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が15日発表した4月の鉱工業生産統計は、製造業生産指数が13.7%低下し、過去最大の落ち込みとなった。新型コロナウイルス感染拡大で供給網が阻害されると同時に需要が抑制され、予想の13.0%を超えて低下した。
3月の指数は5.5%低下と、従来発表の6.3%低下から改定された。
全体の鉱工業生産指数は11.2%低下し、101年前の統計開始以降で最も大きな落ち込みとなった。3月は4.5%低下した。
企業がどれだけ十分に設備を稼動しているかを示す設備稼働率は64.9%。予想は64.0%だった。