[ベルリン 15日 ロイター] - 欧州連合(EU)の次期中期予算で、ドイツの1年あたりの拠出額は42%、130億ユーロ(146億3000万ドル)増える可能性がある。独紙ディ・ベルトが15日、欧州委員会の最新の案に基づく独自の試算として報じた。
2021─28年の7年間のEU多年度財政枠組み(MFF)の最新案では、加盟国が2018年の国内総生産(GDP)の1.075%程度を拠出し、総額1兆1000億ユーロと想定。19日のオンライン会議でEU首脳が、新型コロナウイルス復興危機計画とともに検討することになっている。
ロイターは、この報道についてドイツ政府報道官に問い合わせたが、現時点でコメントは得られていない。