[パリ 3日 ロイター] - IHSマークイットが発表した6月のフランスのサービス部門および総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は景況拡大と悪化の分かれ目である50を上回った。すでに発表された製造業PMIも50を上回っており、新型コロナウイルス感染防止のための規制が一段と緩和されたことで、企業活動が全般的に活発化したことが示された。
6月改定値はサービス部門が50.7、製造業とサービス部門を合わせた総合が51.7でともに5月から上昇し、速報値からも上方修正された。
5月はサービス部門が31.1、総合が32.1。6月速報値はサービス部門が50.3、総合が51.3だった。
IHSマークイットのエコノミスト、エリオット・カー氏は「回復は製造業主導だが、サービス業も活動が拡大した。とはいえ、サービス業のなかでもホテルやレストランといった接客をする業種は厳しい状況が続いている」と述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200703T092450+0000