[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所が7日発表した調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けたドイツの工業部門の企業は、今後数カ月の生産の小幅な拡大を見込んでいる。
調査の担当者は、「ドイツ経済のエンジンである工業部門は徐々に回復しつつある」と述べた。8月の生産の見通しを示す指数は15.4で、7月の14.3から上昇した。
エンジニアリング会社は過去1年余りで初めて生産が拡大すると予想。自動車メーカーは引き続き増産を見込んでいるものの、先月ほど楽観的ではなかった。