40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米シティ、第1四半期は大幅増益 豪中などで消費者事業撤退

発行済 2021-04-16 05:48
更新済 2021-04-16 05:54

[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループが15日発表した第1・四半期決算は、景気回復と投資銀行業務の拡大で利益が予想を上回った。一方、オーストラリアなど一部の海外事業から撤退することを発表した。

利益は79億4000万ドルで、前年同期の25億4000万ドルの3倍に増加。新型コロナウイルス流行による貸倒引当金を戻し入れたほか、引受収入が増加した。

UBSのアナリスト、ソール・マルティネス氏は、3月1日に就任したジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)について、「収益性を高める戦略的変革を行う切迫感を的確に伝えている印象だ」と述べた。

フレイザー氏はその一環で、豪州、中国、インドなどアジアや欧州の13市場で、競争力のない消費者向け事業から撤退すると発表。時期は明らかにしていない。

投資銀行部門の利益は、株式引受手数料の増加で46%急増。シティグループは、特別買収目的会社(SPAC)の資金調達で業界を主導している。

超低金利の影響に加え、消費者がデビットカードでの買い物やローン返済を増やしたことも影響し、総収入は前年同期比7%減の193億ドル。業績を示す指標として注目される引当金計上前の利益は18%減少し、クレジットカード部門の収入が18%減となったことが大きな要因になった。純金利収入は前年同期比12%減の101億7000万ドルだった。

市場・証券部門の収入は2%増加した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210415T204740+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます